『ベイビー,アフターナイト』
這個故事是屬於『オメルタ Omerta CODE:TYCOON』裏的EXTRA STORY 石松和パオロ的短篇。
簡略要點:H並不詳細、腹黑人妻、豬頭中二攻、日語。
※請勿轉載※ 主要分享給同好~
對話顏色:石松;パオロ。
……東京・赤坂に位置するキングシーザーのアジト。
その夜、二人の男がアジト内のとある一室の後片付けに追われていた。
石松:はあ……バンビーノが無事に施設にもらわれていったのは喜ぶべきなんだろうが……
石松:何だかなあ。嵐が去った後みたいっていうか、パーティーが終わった後みたいっていうか――
パオロ:ちょっと、石松。溜め息吐いてる暇があったら、さっさと手を動かしてよ。
パオロ:レオン君がいなくなって寂しいのは、僕にも分かる……だけど、ぬいぐるみを見つめてボーっとしてる石松は正直、不気味だよ。
パオロ:そんなに寂しいなら、そのぬいぐるみ、石松にあげようか?
石松:い、いらねえよ! こんなイヌだかクマだか分かんねえ、毛むくじゃら……
キングシーザー幹部の石松陣。同じ幹部の中でも、霧生やパオロよりも古くから組織に籍を置く男だ。
血の気が多く、キングシーザーの中でも武力行使や脅しつけを得意とする石松。その反面、面倒見の良い兄貴肌でもあり、ファミリ
ーから慕われている。
しかし、ぬいぐるみを片手に物憂げに溜め息を吐く石松の姿は、部下達が目にしたら驚嘆する光景だろう。
パオロ:残念だけど、その子はライオン。イヌでもクマでもないよ。
パオロ:それに、毛むくじゃらとは酷いなあ……僕の大切なイタリア土産なのに。
彼――パオロ・ピアノはシチリアから派遣された幹部で、主にメーラグロッソを始めとした『表』の取引を任されている。
普段柔和な表情を絶やさないパオロだが、今は石松の様子に、呆れ顔を浮かべていた。
石松:んなの知るかよ。そもそも……お前、部屋からいろいろ持って来すぎだろうが、これ。
石松:玩具にぬいぐるみ。男のくせに、こんなモンばっかり持ってるなんてよ――ほれ。
パオロ:あ、もう……
石松が放り投げたぬいぐるみは、綺麗な弧を描き、パオロの腕に収まった。
パオロ:そうやって物を雑に扱うから、抱っこした時にレオン君だって怖がるんじゃないか。自分も放り投げられるんじゃないかって……
石松:するワケねえだろ、そんな事。
反論する石松だったが、その言葉はどこか勢いに欠ける……パオロはそう感じた。
二人がここで瑠夏の拾ってきた赤ん坊の面倒を見たのは、ほんの数日間だ。
慣れない世話は悪戦苦闘の連続だったが、それでも、こうして赤ん坊がいなくなってしまった今、何となく互いに寂しさを感じている。
特に石松は、激しく泣かれようとも、めげずに赤ん坊をあやし続けていた事もあり、思い入れもひとしおだったのだろう。目に見えて寂
しげだ。
パオロ:…………やれやれ、仕方ないなあ。
そんな石松を見かねたパオロは、小さく溜め息を吐いてから口を開いた。
パオロ:石松、この片付けが終わったら、ちょっと顔貸して。
石松:何だよ……また仕事でも押し付ける気か?
パオロ:違うって。今日は特別に、僕が石松を労わってあげようかなーと思って。
石松:何だって?
パオロの申し出に、石松は目を丸くした。
石松:さっきまで、手を動かせ、仕事しろってうるさかったくせに……どういう風の吹き回しだ?
パオロ:ボスやマスター……それにJJは、レオン君がいなくなって落ち込んでる霧生君を励ますために、今、外に出ている……
パオロ:こんなに落ち込んでる石松を慰めてあげられる人間は……僕しかいないだろ?
石松:……別に、落ち込んでなんかいねえよ。
パオロ:ああ、そう。だったら…………余計に僕に付き合ってほしいなあ。
パオロ:レオン君がいなくなって、何か無性に寂しいんだよね……今だったら、僕の部屋でシチリア産の赤ワインも付けてあげるよ。しかも
、上物。
石松:…………そ、そうか。
石松:お前がそう言うんなら仕方ねえな! 特別に付き合ってやるよ。
そんな言葉を交わし、二人は哺乳瓶、紙オムツ、瑠夏が必要以上にたくさん用意したベビー服……等を速やかに片付けていった。
………………………………………………
パオロ:はい、それじゃあ……とりあえず、お疲れ様。
石松:ああ、お前もな。
その後、片付けを終えた二人は、パオロの部屋で静かに赤ワインのグラスを交わした。
石松:くう~……! やっぱり仕事後の一杯は格別だな、おい!
パオロ:…………石松って、ワインでもビールでも、最初の一杯はほとんど同じ台詞だよね。
グラスのワインを一気に飲み干した石松は、次々とパオロが用意していたワインを空にしていく。
そんな様子を眺め、しみじみ呟いたパオロ。彼に向かって口を開いた石松は、既に赤ら顔だった。
石松:何だよ……何か文句でもあんのか?
パオロ:とんでもない。何か久し振りに見て安心したよ……こうやって石松が無駄に元気に飲んでるところ。
石松:…………ったく。
屈託なく笑いかけるパオロから、石松は居心地悪そうに視線を逸らした。
石松:そ、それにしても…………何か久し振りだな。こんなに静かなのは……
パオロ:逆に落ち着かねえもんだな…………ム所にいた時も、結構騒がしかったしよ。
……半年前の、ドラゴンヘッドの首領・劉漸が逮捕されるきっかけとなった大規模な抗争。
幸いにもキングシーザーに死傷者は出なかったが、その代償に、幹部の石松は半年間の獄中生活を強いられた。
キングシーザーと警察は水面下で繋がっているが、それでも必要があれば社会へのケジメとして、誰かがこの「勤め」を果たさなくては
ならない。
パオロ:うん、そっちもお疲れ様。刑務所生活は窮屈だっただろ?
石松:ああ、まあな…………って、「そっちも」って何だよ。ついでみたいな言い方しやがって!
パオロ:だって、石松。辛気臭いのは苦手じゃないか。入所する時だって、一人でさっさと行っちゃったし。
パオロ:ファミリーとの別れを惜しむ時間くらい、皆にあげたって良かったのにさ。
石松:そういうのは柄じゃねえんだよ……湿っぽいのは性に合わねえ。
パオロ:はは……そう言うだろうと思った。石松がさっさと入所しちゃった時、ボスも「石松らしいな」って笑ってたよ。
パオロ:………………だけどさ。
ゆっくりグラスをテーブルに置いたパオロ。その目から徐々に温かな光が失われていく……
パオロ:僕に対して何の言葉もなしに行っちゃったのは…………ちょっと頂けないんじゃない?
石松:っ…………えっと……パオロ?
パオロの目は少しも笑っていない。石松も、酔いが一気に醒めたような顔になる。
パオロ:そりゃあ、僕はこの組織の表側を仕切っている人間だから、簡単にポジションを外れるわけにはいかない。
パオロ:幹部から誰かを出せと言われたら、タフで塀の中へ行き慣れている石松が出る……その決定に不服はないさ。妥当な判断だ。
パオロ:でも…………何もなしで半年お別れって、結構酷い仕打ちとは思わない?
石松:…………顔合わせて、一体何話せってんだよ……
石松:元気でやれよ……ファミリーを頼む…………それぐらいしか言えねえだろうが。
……石松とパオロ、幹部同士の二人の付き合いはそれなりに長い。
特に、パオロがイタリアから日本へ渡ってきた直後は、石松がよく彼の世話を焼いていた。
冷静なパオロと熱い石松、ぶつかり合う事も多々あったが、二人は信頼し合う家族として、共にキングシーザーを支えてきた。
そして…………
パオロ:別に、石松に気の利いた台詞なんて、期待してない…………だけど黙って半年間刑務所に入られるより、よっぽどマシだよ。
パオロ:おかげでこっちは相当イライラさせられたよ……「浮気したら、潰す」そう言いそびれちゃったんだから。
石松:つぶっ……!? おい、物騒な事言うんじゃねえよ……!
キングシーザー内でも一部の者しか知らないことだが……二人は、それなりに深い関係だった。
石松:…………黙ってム所に入っちまったのは……謝る。たった半年だけだと思ったし……あん時は…………お前と顔、合わせづらかったんだよ。
石松:だってよ……会っちまったら、お前はいつも以上に生意気で気丈になって…………俺のこと、追い出そうとするだろ?
石松:お前に無理させてまで、そんな顔させたくなかったんだ。
パオロ:……弁明は、それだけ?
苦しい心境を吐露する石松を、パオロはジッと見据えていたが……
パオロ:はあ……レオン君にはあんな顔晒しても、見送りしてあげてたくせに……何だか悲しくなってくるよ。僕の立場がなくてさあ……
石松:おいおい……バンビーノ相手に嫉妬かよ。
パオロ:うん、そうだよ。あーんな可愛いレオン君に、こーんなドス黒い思いを抱かせるなんて……石松も罪作りな男だよね。
石松:……………………
気付けば、パオロの表情には拗ねたような、悪戯めいた色が宿っている。
生意気で、素直でない所は相変わらずだが、以前と変わらないパオロの姿に石松は胸を撫で下ろした。
石松:それじゃあ……どうすりゃ、お前の機嫌は直るんだよ。
パオロ:そうだなあ、さっき石松が飲み干したワインの分も合わせて、僕に奢るのは確定として……
誘ってきたのはそっちのくせに……石松は、出かかった言葉をグッと堪えて、ベッドに腰を下ろした。
パオロ:とりあえずは…………ん。
石松:ん?
そう言うなり、パオロは石松が腰掛けていたベッドに近寄り……
遠慮の欠片もなく、石松の横に腰掛けた。座り込んだ反動で、ベッドのスプリングが微かに軋む。
パオロ:…………頭。
石松:…………ああ。
納得したように頷いた石松は、片手をおもむろにパオロへ伸ばし……
その柔らかな髪を乱暴にかき混ぜた。
石松:刑務所の前で触った時も思ったけど……やっぱり、ムカつくぐらいサラッサラだな、お前の頭。
石松、ムカつくっていうのは余計だよ。
パオロ:でも…………うん……やっぱり何か落ち着くな。
拗ねた口調ながらも、パオロは自分の頭を撫でる石松を楽しげに見つめている。
自分の骨ばった手のどこが気持ち良いのか分からないが、以前から時折、パオロはこの仕草を強請ってきた。
じっと撫でられているその様は、まるで小動物のような印象を石松に与えた。
石松:でも、まあ……アレだ……俺がいない間、よくファミリーを支えてくれたな。
石松:これからは俺も戻った事だしよ。面倒事なんかは全部任せとけ。
パオロ:うん…………これから、しっかり働いてもらうよ。
パオロ:これでも石松をすっごく頼りにしてるんだから…………よろしく頼む。
石松:お、おう……(害羞)
寄りかかってくるパオロに、石松は思わずその身体を受け止める。
(回想:剛剛从監獄出来的時候)
パオロ:石松も、半年間のお勤めご苦労様。
石松:……まさか、幹部のお前が迎えに来るなんてなあ。部下にやらせりゃいいのによ。
パオロ:うわ、酷い言い草だなあ。そんなに僕の迎えが不服?
石松:だ、誰も不服とは言ってねえよ! 少し……驚いただけだ。
パオロ:……へえ、驚いただけなの?
石松:うっせーよ、パオロ、てめェ……! 相変わらずだな、その態度!
パオロ:いやあ、だって石松だし。
石松:言ったな、この!
パオロ:うわっ!
(回想完畢)
(そうだったよな……コイツは俺以上に、ひねくれてやがる……)
(素直に嬉しいとか悔しいとか……そんな事、言った試しがねえ)
パオロの生意気で素直でない所は相変わらずだが…………今日はそれに上乗せして、妙にしおらしく……可愛らしい。
この熱く火照った身体は、先ほどまでのワインの所為だろうか。それとも…………
石松:おいおい……パオロ。お前、もう酔っちまったのか?
石松:そもそも、アレだ! こんな夜に、俺を部屋に入れて酒飲ませるなんて……狙ってるんじゃねえのか? お前……
落ち着け……ここでがっついては、パオロから絶対零度の眼差しを喰らうかもしれない。下手したら、そのまま数週間以上お預けを喰
らうかも。
なけなしの余裕を取り繕い、軽口を装った石松は、そのままパオロの肩を掴んだが……
パオロ:……だとしたら、どうする?
石松:っ…………
こちらを見上げてきたパオロ……その頬はうっすらと紅潮し、紡がれた言葉は微かに震えていた。
石松:パオロ……お前…………
パオロ:ここまで言われなきゃ分かんないなんて……本当に石松には、ガッカリだね。
パオロ:でも、しょうがないよな。それが、お前……なんだからさ。
石松の上着の袖を掴むパオロの手は、力は控えめだが、小刻みに震えている。
パオロ:これでも…………この半年間、結構大変だったんだ……
パオロ:今ここに石松がいてくれたらって…………何度も思った。悔しいけど……寂しいと何度も思った。
石松:……………………
パオロ:はは……笑えるよね。僕が石松相手にそんな――
石松:バカ野郎、んなのちっとも笑えねえ。
石松:だからよ、パオロ……お前、無理して笑うなって。
歪んだ笑いを浮かべていたパオロを、石松は有無を言わさず胸に抱き寄せた。
石松:お前にそんな顔されると……正直、困る。どうしたらいいか、分かんねえんだ……
石松:何が正解かも分からねえ…………だけど、こんな顔してるお前は、放っておけねえ…………
パオロ:…………うん、正解なんて、分かんなくていいよ。
呟くような声と共に、パオロがゆっくり顔を上げる。
パオロ:いい加減なように見えて…………石松はいつも僕の及第点、クリアしてくれるから。
その潤んだ双眸に映し出されているのは、石松ただ一人だけだ。
石松:……可愛くねえヤツだな。いい加減ってのは余計だろ、コラ。
パオロ:ふっ……一言余計なのは、お互い様だろ……?
軽口を叩き合っていた二人だったが、やがてその距離は徐々に縮まり……
久々に交わしたキスは、とても静かで…………そして、穏やかだった。
石松:……先手打ってきたのはそっちだからな。もう、待ったはナシだぞ。
パオロ:望む所だよ……仮にここで「待て」と言って、石松は聞く耳あるの?
石松:いや、ない。
パオロ:はは………だろ? ああ、一つ先に言っておくけど……
パオロ:赤ん坊の抱き方とは違うんだから……もう、僕にダメ出しは、させないでよね……?
石松:ふん……当然だっての。
どちらからともなく、二人の身体は柔らかなベッドに沈み込む。
静かな部屋に響くのは、ベッドのスプリングの軋みと二人の熱い吐息のみ。
積もり積もった愛しさと衝動のままに、その肌に触れ、更に奥の熱を求める……
……空白の時間を埋めるように、互いが互いを求め、その身体に自身を刻みつけたのだった……
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……その翌朝。
石松:うっ…………頭、痛ェ…………
石松を心地よいまどろみから現実に引き戻したのは、鈍い頭痛だった。
(俺は一体何を……? 確か、パオロと一緒に部屋の片付けをして……)
頭を押さえながら、石松はベッドから身体を起こす。
(その後、パオロに誘われて、一緒にワインを飲んで……)
(そうだ……そして、その後にパオロと一緒に…………一緒、に――)
そこまで思考を巡らし、ベッドの横に視線を移した石松。
そこで一瞬、彼の思考は停止した。
パオロ:…………んん…………
石松:……………………
自分のすぐ横で眠っているパオロは……明らかに一糸まとわぬ姿だ。
ついでに言えば、石松自身も、一枚の衣服も身につけていない。
(これは…………)
(いや、待て……落ち着け。まさか俺は、酒の勢いでコイツに無理を……?)
(くそ……ワイン三杯目以降の記憶がねえ……!)
腰に残る疲労感…………パオロの肩や胸元にうっすら刻まれている鬱血痕は、自分がパオロにやりたがる癖だ。
こんなに見事にやらかしておいて記憶がない…………石松は言い様のない焦燥感に苛まれた。
(何てこった…………久し振りだったってのに、俺は何て勿体無いことを――)
(いや……問題はそこじゃねえ! もし、俺が無理矢理コイツを抱いたんなら……相当マズいぞ……)
(待てよ……もしや逆に俺がコイツに抱かれ――いやいやいや、それはそれで何か悔しいが……!)
高級料理店の奢り、土下座で済めばまだマシな方だ。パオロを怒らせた時の凍えるような眼差しは、簡単に忘れられるものではな
い。
当時の恐ろしい記憶が脳裏に過ぎる……石松の背中に冷たいものが駆け抜けた、その時――
パオロ:ん…………いし、まつ……?
石松:っ……!!?
掠れた声が聞こえたかと思えば、ゆっくりとパオロの双眸が開かれる。
パオロ:…………ああ、おはよ。
石松:お、おう……パオロ! お前、身体は大丈夫か……?
少し掠れ気味のパオロの声に、石松は慌てて返事をしたが……
パオロ:んー…………全然、大丈夫じゃない。
パオロ:腰も痛いし、力も入らないし…………石松って、一旦火が付くとなかなか離してくれないよね。
呆れたような溜め息と共に、そんな事を言うパオロ。石松は居たたまれなさに、内心ビクビクしていた。
石松:ぐっ…………な、なあパオロ……あんまり怒るなよ……? 物事には、どうにもならない力ってのがあって――
パオロ:だけどさ…………
必死の弁明をしかけた石松の言葉をパオロが遮る。そして……
パオロ:まあ、悪くはなかったから…………今回も及第点、あげるよ。
石松:………………え?
石松:おい、パオロ? お前、今何て言った、おい……
パオロ:…………石松、僕はもう一眠りするから、時間になったら起こしてよね。
パオロ:あ、それと……しばらくはスーツの胸元、だらしなくしない方がいいかも。それじゃ、おやすみー。
石松:え……胸元って――――あ。
パオロの言葉に、石松は自身の胸元を見下ろした。
するとそこには、自分がパオロに残しただろう鬱血痕と同じものが刻まれている……それも、たくさん。
石松:おいおい、パオロ……これって――
パオロ:…………すー…………
石松:…………はあ。
寝付きの良い奴め…………再び寝入ったパオロを見下ろし、石松はがっくり肩を落とした。
石松:んにしても、何が及第点だよ、偉そうに…………やっぱり可愛くねえな、コイツ……
石松:だけどよ…………
無防備に寝息を立てるパオロの頭に、石松はそっと手を伸ばして……
石松:そんな所が可愛いって思うんだから…………本当、まいっちまうよなあ。
そんな呟きと共に、石松は優しくパオロの頭を撫でた。
その柔らかな感触に、パオロの口元が微かに緩む。
穏やかな笑みを浮かべて眠るパオロ…………そんな彼の頭を、石松は静かに撫で続ける。
そんな二人の周囲に響くのは、爽やかな朝を告げる小鳥のさえずりのみだ……
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The End
PS 可無視
完全就是本着自己愛好把文本提出來的,本來是想要王偉和魚住的那個故事,但是他好長啊。 【哪有!
所以就先看石松的吧。本來也打算翻譯的,但是我覺得這個任務,實在是太累人! 【去死!!
而且翻譯也不是說能看懂就代表能夠翻譯給別人看,所以,龜速地努力進行中。
【翻譯純屬兒戲】簡單來說就是我用來練習日文的方法之一,所以錯漏極多。
總之,先繼續看世界盃再說~~